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2025.10.24
IT導入補助金

IT導入補助金の効果報告とは?提出方法と書き方のポイントを解説

IT導入補助金の効果報告とは?提出方法と書き方のポイントを解説

IT導入補助金の効果報告とは?正しい書き方と提出の流れを徹底解説

IT導入補助金は、システムやツールを導入して業務効率化や生産性向上を目指す中小企業・個人事業主を支援する国の制度です。
しかし、補助金を受け取るためには「採択されること」だけでなく、「交付後に効果報告を正しく行うこと」も非常に重要です。
この“効果報告”を怠ったり、不備があるまま提出したりすると、補助金の返還や再提出のリスクが発生することもあります。

この記事では、「IT導入補助金 効果報告」に関する基礎知識から、提出方法、よくある不備、成功するコツまでを徹底解説します。
名古屋で中小企業・個人事業主の補助金支援を行うSPIRAL
のノウハウも交えながら、安心して効果報告を完了させるためのポイントを紹介します。

IT導入補助金における「効果報告」とは

補助金交付後に必要な最終手続き

効果報告とは、補助事業が完了した後に「導入したITツールがどのように業務改善や売上向上に貢献したか」を報告するための作業です。
これは補助金の受取後の必須作業で、報告が完了しないと今後の補助金申請に悪影響を及ぼす可能性があります。最悪の場合には補助金の返還となる可能性もあります。

効果報告では、生産性向上に係る数値目標に関する情報(営業利益、人件費、減価償却費、従業員数及び就業時間等)、給与支給総額・事業場内最低賃金及びITツールを継続的に活用していることを証する書類等を提出する必要があります。
この結果をもとに国が「補助金の効果」を評価し、今後の補助金運営の指針とします。

提出時期と目的

効果報告の提出は、各年度で対象期間と提出期間が定められています。
IT導入補助金2025年の場合を例にして対象期間と提出期間を見ていきたいと思います。

IT導入補助金2025公募要領より抜粋:効果報告対象期間及び効果報告期間

IT導入補助金2025公募要領より抜粋:効果報告対象期間及び効果報告期間

事業計画期間前の効果報告においては、ITツールを継続的に活用していることを証する書類等の報告が必要となります。それ以降の1年度目以降は、報告対象期間の生産性向上に係る数値目標に関する情報(営業利益、人件費、減価償却費、従業員数及び就業時間等)、給与支給総額・事業場内最低賃金を効果報告期間にする必要があります。
報告の目的は、単に書類を出すことではなく、「補助金で導入したITツールが実際に成果を出しているか」を明確にすることです。

報告内容の範囲

効果報告に含める主な内容は次の通りです。

  • ・ITツールを継続的に活用していることを証する書類

  • ・生産性向上に係る数値目標に関する情報(営業利益、人件費、減価償却費、従業員数及び就業時間等)

  • ・給与支給総額

  • ・事業所内最低賃金

これらの情報を交付決定事業者自らが取りまとめて、IT導入補助金の専用マイページから提出を行う必要があります。

効果報告で求められる具体的な内容

ITツールを継続的に活用していることを証する書類

IT導入補助金で導入したITツールを継続的に使用していることを証明するために、実績報告時に提出した書類と類似する利用を証明する書類の提出が必要となります。
多くの場合は、ITツールを利用している画面のスクリーンショットや利用状態写真を準備して提出することになります。

生産性向上に係る数値目標に関する情報(営業利益、人件費、減価償却費、従業員数及び就業時間等)

IT導入補助金の目的は「生産性の向上」です。
そのため、効果報告には生産性向上に係る数値目標に関する情報として、各対象期間の営業利益、人件費、減価償却費、従業員数及び就業時間等などの数値を明記する必要があります。
これらの数値情報はIT導入補助金の交付決定事業者自らが数値を算出して報告作業を行うことになります。

給与支給総額と事業所内最低賃金

給与支給総額と事業所内最低賃金も生産性向上に係る数値目標に関する情報と一緒に算出して準備をする必要があります。
給与支給総額とは、全従業員(非常勤を含む。)及び役員に支払った給与等(給料、賃金、賞与及び役員報酬等は含み、福利厚生費、法定福利費や退職金は除く。)をいうものになります。事業所内最低賃金とは、正社員、非正規社員を含む従業員の給与を時給換算した時に最も金額が低い賃金額のことを指します。

効果報告書の書き方と提出方法

マイページからの提出

効果報告は、IT導入補助金の公式ポータルサイト(IT導入補助金マイページ)からオンラインで提出します。
報告画面では、上記の情報を入力し、必要書類をアップロードします。
入力途中での保存も可能なので、支援事業者と連携しながら進めるのが安心です。
IT導入補助金2025のマイページはこちらからログイン可能です。

よくある入力ミス

  • ・数値の単位(万円/円)を間違える

  • ・ファイル形式(PDF推奨)が違う

  • ・実績データが導入前後で不整合

こうした不備を行うと差し戻しになるケースがありますので、注意して入力作業を行ってください。

報告期限を守る重要性

期限を過ぎると、最悪の場合は補助金の返還請求がされる可能性があります。
特に年度をまたぐ場合は、報告期限を超えないよう支援事業者とスケジュールを共有しましょう。

採択後のよくあるトラブルと注意点

入力項目不足・証憑の不備

入力項目が不足していたり、提出が必要な証憑が不足していると、報告が認められないことがあります。
事前に必要な情報を整理して早めに準備しておくと安心です。

導入内容と報告内容の不一致

導入計画で申請した内容と、実際に導入したシステムの状態が異なる場合、報告時に不備となります。
契約変更や導入中止があった場合は、事前に支援事業者や事務局に相談しましょう。

支援事業者との連携不足

効果報告は、IT導入支援事業者の協力が不可欠です。
マイページへのログインや入力作業のサポートを受けることで、報告の正確性とスピードが大幅に向上します。

SPIRALによる効果報告サポート

IT導入補助金は「採択されて終わり」ではなく、「効果報告を完了して初めて完結」します。
SPIRALでは、名古屋を中心に中小企業・個人事業主の皆さまに向けて、以下のような支援を行っています。

  • ・効果報告の提出サポート

  • ・IT導入補助金の申請サポート

特に初めて補助金を活用する事業主の方にとって、効果報告はハードルが高く感じられます。
SPIRALでは、申請から報告まで一貫してサポートし、不備ゼロ・スムーズな補助金確定を目指します。

まとめ

効果報告は補助金の「最終審査」

効果報告は、導入したITツールの成果を証明する大切な工程です。
正確で根拠のあるデータを提出することで、今後の補助金活用にも安心して取り組むことができます。

早めの準備で不備ゼロを目指す

ITツール導入直後から効果報告を意識して早い段階から、IT導入支援事業者と連携して準備を進めることが成功のカギです。

名古屋での補助金支援はSPIRALへ

SPIRALはIT導入支援事業者として、申請から効果報告までトータルでサポートしています。
「IT導入補助金 効果報告」でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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